あまり知られていないかも?ほうじ茶というお茶のお話

抹茶や緑茶などお茶には、たくさんの種類があります。


その中でも今回は、ほうじ茶【焙じ茶】についてお話したいと思います。

ほうじ茶と言えば、ほうじ茶独特の香ばしいお茶の香りと、後味がスッキリしていて飲みやすいのが特徴で、緑茶とかと違って水色(すいしょく)が緑色ではなく、麦茶みたいな茶色です。

 

 

今ではコンビニやスーパーなどで、緑茶と同じくほうじ茶もペットボトルで販売していたりしてるので、ほうじ茶を飲んだ事がある方は多いのではないでしょうか。

そんなほうじ茶について、あまり知られていないようなことを簡単にお話しようと思います。

 

ほうじ茶には「葉のほうじ茶」と「茎のほうじ茶」とがある。

 

まず一般的にほうじ茶は、煎茶や柳と言われる茶葉を炒ったお茶と雁が音と言われる茎茶を炒ったお茶の2種類ございます。

葉の部分を炒ったお茶を「葉ほうじ茶」と言います。
茎の部分を炒ったお茶を「雁が音ほうじ茶」とか「棒ほうじ茶」と言います。

 

 

葉ほうじ茶は、爽やか香ばしさの中にほのぼの感があり、嫌味の無い味と香りが特徴です。

茎ほうじ茶は、一般的に「雁が音」と言われる茶を焙じたものでコクや味に深みがあり、水色も葉ほうじ茶より濃く出ます。

冷やして飲む場合なら茎ほうじ茶をオススメいたします。

簡単に炒りさえすればほうじ茶に全てのお茶はなるのですが、ほうじ茶にした方がより生きる茶葉を探すのが大変なのです。ほうじ茶は、色々な茶葉を種類毎の同じ様な色に炒ってからコク、味の深み、水色、嵩(カサ)を一定にしなければなりません。

そして、一番重要なのは『香り』です。

最初からほうじ茶は炒ってあるため、茶色で鮮度があまり良く分からない感じですが緑茶より敏感なお茶なのです。
炒ってから時間を経たほうじ茶は、淹れる前の茶葉が酸っぱい様な香りがします。ほうじ茶の香りを維持するためにも購入後は、ほうじ茶は緑茶以上の密閉度の高いまた湿気の少ない場所に保存しましょう。

茶游堂が扱うほうじ茶は、飲むほうじ茶・食べるほうじ茶、それぞれ使用しているほうじ茶が違います。お茶のスイーツをプロデュースして30年余りの経験を生かした茶游堂当主 林屋和成が長年培ってきた確かな目と味覚を信じて、秀でたブレンドをしております。ほうじ茶の「違い」をぜひ、味わってみてください!

 

宇治ほうじ茶を使用した茶游堂のスイーツ

 

①宇治ぷりん「ほうじ茶」

 

この商品も2006年頃宇治ぷりん「濃茶」と共にデビューした商品です。クリームの中にほうじ茶味をどうリアルに表現出来るかが鍵となった商品です。現在、販売しております「宇治ほうじ茶ロールケーキ」のベースになった商品でもあります。
しっかりほうじ茶感を感じていただけますので是非ご賞味ください。

 

②宇治ほうじ茶ロールケーキ

 

ほうじ茶ロールケーキが今まで無かったのが不思議な感じもしますが茶游堂のコンセプトでるお茶が主役の商品作りの中これぞほうじ茶と言う物に出会わなかったから作り得なかったのだと思います。看板商品「濃茶ロールケーキ」や2006当時に作り上げたお茶が主役のケーキにふさわしい「ほうじ茶ロールケーキ」が完成しました。

 

茶游堂のほうじ茶

 

茶游堂が販売しているほうじ茶は、「雁が音ほうじ茶」も「葉ほうじ茶」も両方を取り揃えております。

 

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